デザイナーズコラム

ビオトープとは

■デザイナー's コラム
『ビオトープとは』

【ザ・シーズン 仙川 担当/矢島 武志】2004年11月 【ザ・シーズン仙川のページへ】

ビオトープとはギリシャ語のBios(生命)+Topos(場所)がドイツ語のBio(生き物)+Top(場所)を意味する言葉として『Biotop』として書き、ドイツの造語になります。
日本語では『多様な動植物が生息・生育する空間』と訳されています。

自分たちの生活を豊かにしてきた、都市の近代化の土地利用・土地開発という名の自然破壊が生態系を崩し生物の暮らしを危機に追い込んでいるのが現状です。

現在の人の生活面から見ると純粋なビオトープを確保しにくいのが現状で、自分達のようなお庭を造る人間が、生物が住める空間を作りだし、まだ自然が少しでも残っている所は保存し、開発を必要とする場所には少しでも生き物が住める工夫を取り混ぜていけるよう設計、提案が必要と感じます。

ザ・シーズンは自然に対する姿勢の個人差を考慮したデザインを提案し、身近な生物の中から個人の好みに合わせプランニングを行い、住宅のお庭など少しでも自然本来の姿が楽しめるような工夫をしていきたいと感じます。

今回はビオトープに非常に感心のあるお客様と出会う事ができ、メダカやヤゴを育てたいというご要望を、御客様といっしょになって考えプランから施工まで行うことが出来ましたので、ご紹介したいと思います。


S様邸 ビオトープ工事 ビオトープを自宅に…(小鳥や魚、植物など、自然と共生できる水辺)

ウッドフェンス・・・・加圧注入レッドシダー
石・・・・・・・・・・・・木曽石
『樹木』
イロハモミジh=1.8(株立ち) コグマザサ
リョウブh=1.8(株立ち)斑入りヤブラン 
シラカシh=1.8(株立ち)レインボー
シマトネリコh=1.8(株立ち)ナンテン
ザクロh=1.5ギボウシ
オトコヨウゾメ h=1.2ヤブコウジ
ボケh=1.2ミソハギ
ワビスケh=1.2セキショウ
サンショウh=1.2ヒメヨシ
ヒメメリンゴh=1.0
このお庭は、お客様のご要望により、昆虫や鳥、魚や植物が生育し、自然の循環が機能し、御互いが共に生き、バランスを美しく保てる空間づくりを目指し設計から施工まで行いました。

この空間は、池(流れ)を中心とした庭の世界が、水、空気、光が生み出す浄化作用により、人にも、くつろぎの空間を与えます。
自然を身近に感じる事ができ、四季を通して自然を観察する楽しみも増えていくと思います。
池の形を決め、バランスを考え石組(木曽石)を行います。この時点で給水、排水、循環などの設備配管を行います。 これは循環ポンプが入るピットになります。ここに入るポンプにて流れの循環と掃除のための強制排水を行うことができます。

 全体に防水シートを敷き込みます。
(水漏れの無いよう、大きめに敷き、後でカットします。)
防水シートの上にラス網を敷き、防水コンクりートを打ち込みます。 細かい石も設置して、余計な防水シートをカットして、隙間にも防水コンクリートを埋めます。 写真にある丸太は焼きスギ丸太で内側に水草などを入れ、小魚などが行き来出きるようにしています。

   
池底に仕上げである、アラキダ土を塗り込んでいきます。    

そして完成です。
水にの流れは川上から涌き水のように静かに流れはじめ、とても落ち着いた安らぎのある空間を作っていきます。
ザクロやヒメリンゴなどの実物も入り、花や紅葉と同じよう四季を楽しめる水辺。 夜のライトも石の陰影をリアルに映し出し、自宅にとても贅沢なビオトープガーデンが完成しました。
 ザ・シーズン仙川

東京都調布市仙川町3-4 
(仙川駅前ハウジングステージ内)
TEL 03-5314-5540

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