天竜の自然の中で育った。かけっこ、木登り、川遊び…何でも得意だった。
周囲の野山も川もすべて自分達の庭…そんな子供時代を過ごした松田がつくる庭は、素朴さと優しさに満ちている。
土木関係の仕事をしていた父にならい、ごく自然にエクステリア関連の仕事に就いた。15年近い現場管理の仕事を経て、デザイナーに転身。エクステリアデザイナーの仕事は、商談やデザインをはじめ、施工監理、顧客管理、アフターサービスの一切を1人で行い、トータル的なプロデュース力が要求される。彼のデザインの手引書は、これまで手がけた数え切れないほどの施工現場。パースは同僚のデザイナーに教わりながら、独学で身につけた。
他のスタッフからも頼られる兄貴的な存在。お客様からもメンテナンスの相談の電話がよくかかってくる。現場が進みやすいよう常に気を配り、職人達からの信頼も厚い。
気どらず飄々とした雰囲気の中に見え隠れする繊細さと実直さが、人々を惹きつけるのだろう。
好きな色はブルー。子供時代に遊んだ川淵の吸い込まれそうに深い青、少年野球のグランドで見上げた透き通るような青い空、朝もやが晴れたと同時に目に映る青々とした山の稜線…自然の美しいブルーが、今も松田の脳裏にくっきりと刻まれている。
美しい風景に育まれた感性が生み出す庭は、優しく温かい。
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