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■アジアンリゾートを彷彿させるセカンドリビング&サードリビング
建物の印象から空間の演出はさわやかなイメージを求めることが多い中、完全にコンセプトをいただいてスタートした作品です。ヤシの木で囲われたテラスを最初ご希望していましたが八王子という環境から厳しいことで悩まれていましたがデザインウォールで飾ることで表情をつくり色彩に印象深いカラーでアジアンリゾートの演出を試みてみました。
大きく迫り出した既存テラスを再利用して境界部に印象的なデザインを取り入れたシンボルウォールを作りました。テラストーンと自然石モザイクタイルをアクセントにしてリズム良く壁に配置して、上部と端に流れるブルーの塗り物がポイントになるように全体を演出、笠置には大谷石を採用にて風化する楽しみを仕込みました。ディテールには細心の注意をして厚みや高さ、幅にもミリ単位でのおさまりを取り入れ、照明をあてた時の影を考えながらデザインを考えております。リビングやダイニング、そしてプライベートルームの3つの部屋から見た個々の表情は外というイメージを無くすような印象的な壁になったと思います。
その空間は皆で楽しむ場所として広々と使えるセカンドリビングとして考えます。その空間から見える繋ぎの間のような雰囲気を作るウッドデッキとシンボル的要素のある壁水栓はオリジナルデザインとして支柱的に作りデッキの演出に一役買い、台となる構造はアンティーク素材の平板を重ねてつくり、中の細工で排水機能も備えています。受け皿の水鉢はバリスタイルの本物で鉢のディテールの拘り感は演出に花を添えてくれています。そのスペースを抜けた小さな空間は大理石テラスで床を作り、白玉石で自然な表情を取り入れサードリビングを作りました。通常はひとつにまとめて大きな空間をつくることが多いですが、セカンドリビングの大きさから、あえて分ける空間とすることで自分だけの癒しの間的な要素を作りました。ふたつのリビングをつなぐスペースはプライベートルームの丸い窓からよく見えることを考えていったことと最初のご希望であった植栽をひとつのまとめてコンセプトとなるアジアンリゾートを添えました。シンボルにドラセナ、アクセントにココスヤシ、下草はカラーリーフでまとめています。
多くの場合空間の利用価値に対して分けるプランは敷地の使い勝手に疑問符をつけますが、サードリビングテラスの使い方を本当のプライベートガーデンにする新しい試みが出来た作品となりました。 |
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